中国語検定案内

 
中国語検定
■「中検」とは
「中検」とは「日本中国語検定協会」の略称及び当協会が実施する「中国語検定試験」の略称です。
「中検」は,1981年秋に第1回試験を実施して以来,2011年3月の東日本大震災の影響により中止した第73回試験を除き,毎回欠かさず実施してまいりました。 その結果,累積志願者数106万人,累積合格者数40万人,年間志願者数4万人を数えるわが国最大の中国語試験に成長しました。

協会設立趣旨は,中国語学習者に対し,学習成果を正しく測る客観的評価基準を提供し,ひいては中国語学習意欲の増進を図ることにあります。 この姿勢は社会的評価として定着し,大学にあっては単位認定,企業にあっては採用・配置転換・人事評価等に利用されることが増えてまいりました。

「中検」の特長は,準4級・4級・3級・2級・準1級・1級の6段階の級別到達度判定試験であり,いずれの級にも中国語→日本語,日本語→中国語への翻訳を課していることです。
最近の傾向として,準1級・1級の最上位級に中国語ネイティブの受験者が増えていることが挙げられますが,これは準1級・1級に合格している中国語ネイティブに対し,多くの企業が中国語だけでなく日本語の運用能力を高く評価しているため,「中検」の級を取得することによってその力を有することを証明しようしているからです。

■「中検」と「HSK」との違い
「中検」と「HSK」は同じ中国語の検定試験ですが性格を異にする試験です。
「中検」は,上記の通り中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問うものです。 「HSK」は,中国語による設問に中国語で答えることを求め,中国語の運用能力のみを問うものであり翻訳能力は問われておりません。
したがって,中検は日本の企業での活躍を目指す方,HSKは中国の大学本科への留学や中国企業で活躍を目指す方に適していると言えるでしょう。
(HP「中検とは何か」より)
漢語水平考試
HSK

■HSKとは

数ある中国語検定の中でも、HSKは中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)直属の機関である「孔子学院总部/国家汉办」が主催し、中国政府が認定する資格です。(主催団体は、中国政府教育部 孔子学院总部/国家汉办)そのため、HSKの成績報告は、中国国内だけでなく、日本国内、そして世界中で公的証明として活用することができます。

近年、中国に現地法人を置く企業はますます増加してきており、日本在住の中国人の方も増えてきています。それに伴い、中国現地法人での勤務をはじめ、中国企業とのやり取りを行ったり、中国人顧客への応対を行ったりと、さまざまな業種・さまざまな職種で中国語能力必要とされ始めています。

HSKは、中国国内での就職・転職活動に役立つのはもちろん、中国政府公認という信頼できる中国語検定だからこそ、日本国内の企業の採用条件、昇進や中国現地法人での勤務の条件などとして選ばれています。 (HP「HSKとは」より)

中国語コミュニケーション
能力検定
TECC

■TECCとは
中国語コミュニケーション能力検定(TECC:Test of Communicative Chinese)は、その名が示すとおり、中国語によるコミュニケーション能力を測定する検定です。 断片的な知識や高度に専門的な内容ではなく、実際にコミュニケーションする際の中国語運用能力を正確に測定するため、出題内容も日常生活やビジネスシーンでよく使われる中国語を素材として厳選しています。 しかも、その評価方法として、日本で初めて1000点満点の「スコア表示方式」を採用。きめ細かく能力を測定できるため、何度でも受験でき、学習の目標やペースメーカーとして活用できます。(HP「TECCとは」より)

■B-TECC(ベーシックTECC)
ベーシックTECCは、中国語の学習を始めて間もない学習者(学習時間が200時間以内)向けに開発された試験です。 TECCと同様に「使える中国語力」を測定する試験であり、また中国語初心者の方にとっては、日々の学習の成果の確認や、今後の学習テーマを知るための試験と言えます。最適な受験者の中国語レベルは、現在初級レベルの習得を目指している学習者であり、他の検定試験との比較では、中検では4級・3級、HSKでは2級・3級レベルを目指す方に最適です。
(HP「B-TECCとは」より)

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